
言葉とは上手く付き合いたい ニュースを見て感じたこと
コロナウイルスが相変わらず社会を脅かしています。
収まってきたかのように思えたり、いやまだそうでもないと思えたり、いろんなことが快方に向かっているニュース、そうでないニュースを見ながら一喜一憂しつつも身を引き締める、そんな日々を送っています。
どちらにせよ自分は適切な行動をしたいと思っているところです。
新しい言葉
そんななか、また有名人のコロナウイルス感染が発表されました。
そこで新しく出てきていたのは「微陽性」という言葉です。
ニュースサイトのコメント欄には今までなかった言葉が出てきて「微陽性って何?」、「都合よく作り上げた言葉だろう」というようなコメントも見かけました。
あいまいな印象のある言葉、今まで出てこなかっただけにいろんな憶測が飛んでいました。
真意がどうこうとかいう話ではありませんし、このことに関しては専門家しか分からないことかもしれません。
しかしここから思うのはこのことに限らず、このような言葉のちょっとした違い、新しい言葉が出てくることによって受け取るときのイメージが変わったり、社会への影響も多少変わってくるということです。
それこそ、今回のコロナウイルスの騒動も一つは情報による「インフォデミック」とも言われています。
そのインフォデミックの中でも言葉の力が多少なりとも受け手側への印象に影響しているのではないでしょうか。
これは例えで出しただけであってこのコロナウイルスのことに限って言えばとにかくいい方向に向かってくれればそれでいいのかもしれません。
要は言葉の使い方に騙されることなく本質を見抜く力をつけていくことが大切なのではないかということです。
言葉によって印象が変わる
言葉というもので新たな概念が生まれる、イメージが変わるということも往々にしてあると言われています。
例えばベビーシッターがあまり良くない印象をもたれるのは「ベビーシッター」という言葉によって印象が悪くなってしまうことが一因なのではないかという話をしている人がいました。
また逆に無職でもフリーターという言葉によって少しかっこいいような印象になったり、社会的なイメージが少しだけよくなって生きやすくなるということがありますね。
言葉は大切である
普段の言葉との向き合い方でもそうです。
「心は聞いた言葉から作られる」と語った人がいます。
同じ言葉でも前向きな言葉にも取れることもあれば後ろ向きにとらえられる言葉もあります。
また、きれいごとだと言われてしまえばそれで終わってしまうような言葉だけど人によっては、状況によっては自分を励ましてくれる言葉というのもある。
コロナウイルスのニュースを見て、言葉とは上手く向き合っていきたい、そんなことを思いました。
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