
9回目の3.11
2011年の3月11日に起きた東北大震災。
今年で9回目のあの日を迎えました。
そしてちょうど1年前の今日。
自分だけの「あの日」について記事を書きました。
迎えた2020年の3月11日。
現在、世の中ではあの頃と同じような現象が起ころうとしています。
今日、3月11日、2020年の特別な1日は、そんな時代の動きを交えながら話していきたいと思います。
コロナウイルスの流行
現在、コロナウイルスが流行してきていますね。
経済にも大きな影響を与え、各業界に対し自粛要請が出ています。
プロ野球の開催延期や学校の休校などの処置もとられ、高校野球では100年の歴史で史上初の選抜高校野球大会の中止が発表されました。
日にちが経つごとに緊張感が高まってきているように感じているのではないでしょうか。
こんなタイミングで3.11を迎えただけに東北大震災のときと同じような雰囲気を感じている人も多いと思います。
リテラシーが大切
こういったことが起こると改めて情報の受け取り方が大切だなあと思います。
デマやフェイクニュースなどの問題もあります。
不安を煽り気味の報道なのか、報道なりの危機感を持つべきなのか問題とどれぐらいの距離感で向き合えばいいのか。
思えば震災が起きた当時は情報の影響力がテレビからTwitterをはじめとしたネットに移り変わろうとしていたころでした。
私はもう何年も前からテレビを見なくなりましたが現代ではもうテレビ離れが顕著になってきていますね。
震災当時もデマやフェイクニュースが流れていたと思います。
ある人がネットもテレビも”これが正しい”という情報はないと話していたのが印象的です。
テレビも間違えばネットにも間違いがある。
それが大前提なのかもしれません。
また発信側がどんな情報が出していたとしてもやはり最後は受け取る側ひとりひとりがどんな行動をするかなんだと思います。
トイレットペーパーの買い占めやマスクの転売など約10年前と同じようなことが起きてしまうのは残念です。
時代が動く
経済界ではvuca(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)と呼ばれたりしていますかこれからは特に先の読めない社会になっていくといいます。
GDPは下がり特に東京オリンピック、パラリンピックという一つのビッグイベントを終えたあとぐらいから(直接的な関係性がどうこうは別として)いよいよ日本はどこを目指していくのか分からなくなりそうです。
貧富の格差は広がり優秀な人間は日本に見切りをつけて海外に。
そんななかでの今回のコロナウイルスの流行。
インバウンドなどにも大きな影響を与え”コロナショック”と言われるなど経済に追い打ちをかけています。
またそんな厳しい状況だからこそ満員電車のあり方が見直されたりやリモートワークの普及など新しく生まれる価値があるかもしれない。
こんな不安な状況だからこそ危機感を持ちライフスタイルそのものを見直すきっかけになるかもしれない。
もっと言えばパラダイムシフトが起こるかもしれない。
はたまたこれ以上の感染は広がらないでいてくれるかもしれません。
なんか少しでも良い方向に進めばと願いたいものです。
何が起こるか分からない
上で先が読めないと書きましたが自然現象であれ、人的現象であれ本当に世の中、何が起こるか分からないなと改めて感じます。
特に選抜高校野球中止に当たって学校関係者の話なんかをきいていましたが本当に気の毒だなあと思います。
こんなことが起こるなんて予想できませんよね。
ある種自然的なことですから誰も恨むことはできないのでしょう。
こんな状況を受け入れまた教訓にし前向きに新しく突き進む思春期の少年たちの姿を想像すると本当に大人の私も見習いたいなあと思うものです。
生きていくために
こんな不安定な社会ですが生きていかなくてはいけません。
やはりますます大工業社会に即した教育による画一的人間から変化しなくてはいけないなあと思います。
大切なことは希少性をもつこと、変化に強い人間になることなどいろいろあると思います。
要はとにかく勉強し、行動し、挑戦し、真剣に遊び、たくさん失敗することではないでしょうか。
なんかとりとめのない話になってしまいました。
おこがましいですが最後に当時18歳だった10年前の自分、そして1年前の自分へのメッセージと重ねてまとめさせてください。
失敗しないことが一番の失敗です。
手を動かしてください。
プライドを捨て成功者の話を素直に聞いてください。
人を大事にして色んな人に会ってください。
時代と境遇を恨まず腐らず前を向いてください。
一年で人生は変えられます。
震災、コロナウイルスで亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また被災された、感染された皆様にも心よりお見舞い申し上げます。
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