3.11から8年 あの日の自分

2011年、311日 東北地方太平洋沖地震

早いものであの日から8年が経った。

今回はあの頃のことを振り返ろうと思う。

当時は18

2011年は18歳でちょうど高校を卒業した年。

高校時代から発達障害気質だったので【診断を受けたのは22歳の頃】勉強、人間関係も上手くいかずゲームばかりしている引きこもっていた自分は地元の工場に就職することになっていた。

 

3月は春休みで自動車学校にも通っていた。

たくさんの他校の生徒と関わることになりそのときが自分が人と違うと強く感じた最初のタイミングだったと思う。

震災が起きた11日はちょうど入社説明会の日。

バイトなどもしていなかったので会社に入ったり外部の大人と関わることになったほぼ初めての経験でとても息苦しかったのを覚えている。

入社説明会が終わり原付で家に帰っていつものようにテレビをつけた。

 

そこで流れていたのが津波の映像だったのだ。

チャンネルを変えるとどこの局も震災の情報で大変なことが起こったなと思った。

 

人生の壁

自分の就職先は半導体、ICチップの工場。

4月から働いていたが震災の影響で部品の調達ができなくなり会社にも大きな影響を与えたのだ。

会社のラインがストップすることになったがちょうど自分たちは新入社員の試用期間中。

会社からの要望で自分は学校の進路指導の先生を交えて面談することになった。

人よりも遅れている。このままじゃやっていけないという話だった。

一生懸命やっていたのは伝わったようで自分も18歳で将来のことを考えて学校を通して話をしてくれたらしい。

卒業した自分に対して学校が面倒を見てもらうほど手を焼く人間だったのだ。

そして2か月たった6月に会社を退職することになった。

何もわからなかったあの頃

仕事をやめてから途方に暮れた。

本当は何でもできたんだ。

 

あの時の過ごし方を今後悔している。

あの頃はまだtwitterなどのSNSなども普及してなかった。

携帯もあの頃はガラパゴスタイプの方が多かった。

今ほど情報が溢れていなかったので多少の影響はあるかもしれない。

「好きなことで生きていく」とかいう言葉も流行ってなかったしフリーランスなどの言葉も流行ってなかった。

最底辺だからといってまた卑屈になったんだろうしあまりにもバカすぎて世の中の広さを分からなかったんだろう。

「まだ若いんだからいつでもやり直しがきく、まして引きこもれる、帰ってこれる家があるんだから」といってとりあえず上京して何者にもならずに帰ってくるみたいなよくあるドラマのようなことをしてもよかったんだ。

ボランティアに行かなかった後悔

あれだけの災害だったので数か月は地震の報道が続いた。

復興支援のCMが流れるようになりアーティストが復興支援ソングを発表していた。

当然、日本中が東北の震災で悲しみ、そして頑張ろうという雰囲気になっていたと思う。

ボランティアの様子などもたくさん流れた。

遠いこともあったしなかなかできることではない。

しかし自分みたいにどうしようもない人間ほどあのような場所に行くべきだったんじゃないかと思う。

どうしようもなかった自分に大きな人助けという社会活動のきっかけができた。

しかし自分はそこに踏み込むことができなかった。

自分はそうゆう活動に対して斜に構えて見ていたわけではない。

とにかくこのことに限らずどんなことに対しても能動的に動かない人間になってしまっていたからだ。

 

人生の選択肢

人生は厳しい選択をしたほうがイイというし若いうちからいろんな経験を積んだほうがイイというのはよく言う話。

あそこで決断しボランティア活動をしていたらまた違う自分に気付けたんじゃないかなと思う。

人の役に立つ喜びを知り、自然の恐ろしさを実感し、生かされていることに対する感謝を肌で味わう。

何か自分の悩みなんてちっぽけに思えてきて、仲間の大切さを知り、自分のやりたいことが見つかり、その後の人生が良くなっていく

そんなよくある素敵なストーリーが歩けそうなことも想像に難くない。

 

自分のことしか考えてないって思わないでほしい。

やらない善よりやる偽善という言葉もある。

最初は周りのためとか思わなくてもいい。

後から自然とそう思えてくるから。

 

・・・・・そしてその後、自分も被災者となる。

 

熊本大震災

20164月、熊本県と大分県を中心に大きな被害を受けた。

地元の自分は家にもヒビが入り家族も車中泊をすることになるほど大変だった。

自分の家族が被災者になりそして家も実際に壊れてもおかしくなかった。

そして皮肉なことに自分は県外に出ていてまた力になることができなかったのだ。

 

 

それから自分は人生は一度しかないこと、好きなことで生きること。

いつか人の役に立つことを意識し始めた。

 

人は絶対に一人では生きられないから。

そして今情報発信をしている。

社会問題など何事でもそうだが

微力だけど無力じゃない

そう思い発信を続けている。

 


 

東北の大震災から8年が経ちました。

あの日を風化させてはいけません。

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

また被災された皆様にも心よりお見舞い申し上げます。

 


※被害を回想させてしまうような画像を使ってよいのか迷いましたが表現上と忘れないためにあえてこのような画像を選んでいます。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。