
カッコイイ場所がなくなっていく 大型コーヒー店の閉店について
大手チェーンレストランの閉店に続き大手コーヒーショップの閉店のニュースが飛び込んできました。
海外の店舗が対象で直接的な影響はないですが感慨深いものがあります。
かっこよさの象徴だった
その閉店となったカフェは洗練されたおしゃれな場所として街の人に愛されていました。
よく朝からパソコンでカタカタ作業することがカッコイイみたいなよく言われる意識高い系の「スタバでマックブック」というやつです。
まさに自分にとっても都会の洗練された場所の象徴的存在で自分も少しそういうところに憧れがあったというのが正直なところかもしれません。
ブルーカラーと言われるような工場の作業着を着ていた自分にとって休日におしゃれをしてカフェで作業することが「好きなことで生きていく」の象徴的なシーンの一つだったのです。
かっこよさにお金を払っていた
少ない金額でもお金を払い、洗練された場所で作業することによって緊張感と集中力が増し作業が捗るはずだと言い聞かせ、「生産性を上げるための投資」として銘打ってよく通っていました。
他の店と比べて価格が少し高い?のもそうです。
あえてそんなところに行くことによって少しでも回収しなくちゃいけないと身が引き締まると思っていたのです。
実はコーヒーが特別おいしいからではなくて、そんな洗練された空間と今自分はかっこいいんだと思わせてくれることに価値を感じてお金を払っていたんだと思います。
「ノマドスポットといわれるようなこんな場所で作業していれば本当にノマドワークが似合う人間になっていくだろう、カッコつけていれば中身もついてくる」
しかしそんなことはなくて自分の場合はここで読書、作業をすることで努力している気になれる、満足してしまう、気持ち良い錯覚をしてしまう。
結局、何も進まないまま自宅で作業するのと何一つ変わらないなと思って店を出たことが何度もありました。
店舗をローテーションして回った
都会にいたときは色んな店舗をローテーションして回っていました。
栄えている地域の店舗ほど開店時間が早く、閉店時間が遅い。
充電用のコンセントがあるところとないところがあったり、本屋と合体しているところがあったり店舗によって雰囲気も違う。
深夜営業をしているあの店舗や4階建てのあの店舗にも行った。
自分の発信活動のなかでもそれだけこのカフェの存在は大きかったのです。
日本の店舗はまだ閉店されていませんが、このニュースを見てそんなことを考えていました。
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